こんな方々が地域にいるだけで みんなが繋がり、大家族のようですよね。
急に気温が下がり、
段々と冬に近づいてきましたね。
「2020年も最高な一年になった\(^o^)/」
という一年になりますように全力で進んでいきましょう。
コロナがやってきて、
ますます人との関りが薄くなっているように感じる
今日この頃ですが・・・
そんななか心温まるお話が
新聞に載っておりましたので
ご紹介したいと思います。
◆◆◆◆◆
川口市芝富士町の市立芝富士小学校
(高野葉子校長、児童数約270人)では、
男性が10年間、
毎朝の校門で登校する子どもたちを迎えている。
遅刻した子には
「よく来たね、みんな待ってるよ」と励まし、
雨の朝、傘のない子には駆け寄って傘を差し出す。
「僕は自動ドア。いないときはセルフでね」と言う男性に、
子どもたちは「こんにちは」と親しみを込めてあいさつする。
■よく来たね
この人は近くに住む元会社員佐藤信夫さん(80)。
長くゼネコンに勤め、70歳で引退してから
「学校見守りボランティア」を10年間続けている。
平日は朝7時40分から正門に立つ。
8時15分に門は閉まるが、
30分まで少し開けておく。
そのあと40分まで待つ。
門が閉まっているのを見て
帰ろうとする子に声を掛ける。
「みんな待ってるよ。
ここまで来たのだから入っておいで」。
「げた箱の陰からそっと見ている。
その子が教室に入るのを見届けるとほっとする」
と佐藤さん。
■お久しぶり
数日前の夕方、校門に立っていると
「佐藤さーん、お久しぶりです」
と声を掛けられた。
「小学1年生の頃から知っている。
毎日あいさつしていたじゃないですか。
僕は今高校生です」と言う。
「うれしかった。
早速、彼を自動販売機の前に連れて行って
ジュースをおごりましたよ」
スーパーで、小さな女の子が
「佐藤さんこんにちは」
とあいさつした。
一緒にいた母親がびっくりして
「誰?どういう人」と聞いている。
女の子は芝富士小の児童。
事情が分かった母親が
「お世話になります」と頭を下げた。
■石巻から蕨へ
宮城県石巻市出身。
東京都内の小さな活字工場に勤めていた23歳の時、
友人の紹介で東京・有楽町の喫茶店で会った
東京・大崎育ちの靖子さんと結婚。
同じ頃、新聞の求人広告で見つけた
ゼネコンに転職、40年間勤めた。
長男(54)も次男(48)も芝富士小の卒業生だ。
次男が3年生の頃の夕方、
佐藤さんが帰宅すると、
手土産を持った女性が玄関で
靖子さんに頭を下げていた。
女性の3年生の息子は学校でいじめを受け、
登校を嫌がってたが突然
「明日から学校へ行く」と言い、
毎日通学しているという。
その子は
「僕の味方をしてくれる友達がいる」と話した。
その味方が佐藤さんの次男と分かり
お礼に来たという。
「次男はいじめている子へ向かって両手を広げて
『いじめたら駄目だ』と言ったそうです。
それでいじめはなくなった。
次男には
『父や母にもできないことを君はやった。偉いぞ』と、
ものすごく褒めた」と佐藤さん。
靖子さんは1996年に54歳で亡くなったが、
思い出は今も胸に強く残っている。
今日も子どもたちに囲まれて
佐藤さんは笑顔を見せる。
マスクをしていても笑顔ははっきり伝わる。
◆◆◆◆◆
なんとも素敵なエピソードですね。
こんな方々が地域にいるだけで
みんなが繋がり、大家族のようですよね。
大人たちがみんなで
子どもたちを育てて行けるような
世の中になれば
子どもたちも安心して
育っていけますね(^^♪
弊社の夢は
『子どもたちが早く大人になりたい』
と言ってもらえるような世の中にすること。
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本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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