井上久梨子のポリシー私は未来の日本に生まれてくる子どもたちが
「日本に生まれて良かった」と思える日本を残すために活動します。
『あたりまえ』と思っていることに感謝し、
先人への感謝、先祖への感謝を伝え続ける人でいます。

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習慣diary

今日の一言

一人1人の心に響く自分のルーツと命の尊さのお話です。
崔さんが語り、香取さんが文章に綴られ、

大山さんがシェアされています。一度読んでみてください。

 

崔さんは、占いの師匠に占いをしていると、たまに体内記憶を持った人が来たりする。
その中でも、母親のおなかの中に入る前の記憶を持った人も居るんだよと。

だからそんな人が来るかもしれないから、その時にはよおく話を聞いてごらんと言われていました。

最初はほんとにそんな事があるのかなと思ってたけど、
これだけ多くの人を占っている中で、過去に4件ほんとにおなかに入る前の記憶を持った人と出会ったそうです。

その中の一人のお話が、今日のセミナーでよみがえったんだよねって話してくれました。

「占いに来たのはお父さんとお母さんと、そして高校生くらいのお兄ちゃんでね。
お兄ちゃんは車いすに乗っていて、体も大きいのでお父さんも抱えてやっとな感じだったんだよね。
何を占うのかなぁって思っていたら、お父さんから何気ない事を言われてたんだけど、後ろからお母さんが、
『そんな事じゃないでしょ。ちゃんと相談しないと』って言われて、なんだろうなって思ったんよね。

そしたら、その息子さんは生まれながらに障がいがあって、目が見えず、歩けない。そして発達障害があって、
今は高校生の歳なんだけど、知能は4歳児ぐらいで話すのもやっとなんですと……。

そして、そのお兄ちゃんの下には妹が二人いて、その娘も年ごろになってて、
お兄ちゃんの障がいがあるので、家にも友達を呼べないし、このまま世間にお兄ちゃんの事がわかってしまうと、
娘達もお嫁に行けないんじゃないかって思っていて、このお兄ちゃんを施設に入れようと思うけど、
良い日取りとかあるんやないかって思って、それを占って欲しいんよねと……。」

「……」

「僕はですね、もちろん日取りも占う事はできるんやけど、そん時に想い出したんよね。
昔先生からだいたい7歳ぐらいまでの子供の中には、体内記憶やその前の記憶を持ってる子が居るんよ。って事を。

お兄ちゃんはもう高校生ぐらいの身体やけど、知能は4歳児ぐらいって言ってたからもしかしたらと思って、
占う前にそのお兄ちゃんに聞いてみたんよね。

『ねぇ、どうして生まれてきたん?』

そしたらですね。その子がそれを話てくれよったんですよ。

「僕はね、生まれてくる前に、お空の上に居たの。
 そこには大きな滑り台だあって、そこから滑って、お母さんのお腹の中に行こうとしたの。
 でもね、滑ろうと思ったら神様に呼び止められたの。
 お前に頼みがある。下に滑る前に、ここにある3つを持っててくれんねって頼まれたんだよ。

僕は、それは何?って聞いたら、これから生まれる時に、目が見えないのと、歩けないと、皆より覚えるのが遅いって言う3つなんだって……。
 僕はそれは持って行きたくないなぁって言ったら、神様う~んって考えてね。

だったら一つだけ置いて行ってもいいよって言われたの。

やっぱり僕はお母さんの顏を見たかったから、じゃぁ目が見えないのは置いて行くって言って、他の2つを持ってまた、滑り台に上ったんだよね。
 でも……。
 気になったの……。

僕が置いて行った目が見えない1つはどうするんだろうなぁって……。
 それでね、また、滑り台から戻って神様の所に行って聞いてみたの。

僕が置いて行くこの1つは、僕が置いていったらどうなるの?ってね。
 そしたら神様はね、次に生まれてくる妹たちのどちらかに持って行ってもらうよって……。

だからね、僕……、
 やっぱり
 3つを持って行くことにしたんだよ。」

そう話だしたんですよ。

もう、それを聞いたお母さんもお父さんも、わんわん泣いて、
もう占いは必要ないですって。この子を施設になんて入れません。
一生私たちの所におらしますって、帰っていかれたんですよね。


こんな会話を収録の終わりに楽屋で話していたんです。

僕も同じような話を聞いた事があります。

同じように重い障がいを持って生まれてきた子供から、
生まれる前にお空で神様からみんな色んな才能を一つ袋に入れて持って行くんだそうです。

彼女はそれをもらう時、どれにしようか迷ったそうです。

一番キラキラした可愛らしいのにしようかなって思ったんだけど、
そのたくさんの綺麗な才能の玉が並べてある中に、後ろの方に暗く重いような玉を見つけて、神様に聞いたんですって。

「あそこにあるあの黒い暗い玉は何?」

すると、あれは重い病気と言うものだよと。

そして、アレを持って行けるのは強い人じゃないと持ってはいけないんだって……。

「だから私は強いからアレがいいって言ったの。

神様は本当に重いし、大変だよって言ったけど、どうしても、私が持って行こうってきめたの。
だって持って行けるのは私しかいないし、私がこれから入ろうと思っているお腹のお母さんと、お父さんはきっとこの玉を持って行っても大丈夫って思ったの、
だから私はこの玉を持ってきたんだよ。」

幼い彼女のお話も同じでした。

あの世があるのかないのか……。
 それを科学的に証明することは不可能です。

だからあるかも知れないし、無いかも知れない。

僕はあってもなくてもどっちでもいいと思います。

ただ、僕はこの話を聞いて、飯田先生の『生きがいの創造』と言う本に出逢って、
何より嬉しかったし人生が変わったのは、子供達が親を選んで生まれてきているのかもしれないって考え方があることでした。
 

 こんな出来損ないの俺を、天から見ていて、その俺をもしも親として選んで生まれて来てくれたんだと考えたら、
自分のわが子がとてもとても愛おしく思えたし、ありがとうって感情で愛で心の中が満たされたんです。

そして同時に、自分も今の両親を選んで生まれてきたんだって事がとても嬉しくて。

飯田先生の本にも書いてありました。

今、大切なのはあの世があるのかないかって事ではなくて、あの世があると過程して生きて行くのと、
あの世なんかあるわけないと仮定して生きて行くのでは、どっちが死んだとき幸せなんだろうって事だと。

あの世なんて存在しないぜって考えて自分本位でやりたいようにやって、誰に迷惑をかけようが知った事かと、
死んだらしまいよって生きて死んだとき、もしあの世が無かったとしても、ほら見ろあの世なんか無かったじゃねぇかって言えない。
それは無いから死んだら無になってしまうから。でも、もしあったら……。うわ~マジかあったんだって言う後悔が待っている。


そして、あの世があると仮定して、人様に迷惑をかけず、少しでも人様のお役に立てる人間になろうと努力して生き切って死んだ時、
あの世が無くても後悔すらできない。反対にあったとしたら、やっぱりあったんだなぁって、あの時ああしていて良かったなって肯定することができる。

果たしてどちらがより幸せを感じる生き方だろうかって書いてありました。

僕はこの考え方が好きで、そこからいい人キャンペーンを始めたんです(笑)

偶然なのかほんとなのか、それはわかりません。

でも、世界中で体内記憶やその前の記憶をしゃべる子供達が居る事は事実です。

そして、その話す内容はどれも、誰かから教わったわけじゃないのに、
世界中で同じような話をする子供達が居てくれます。

もし、これを読んでくれて、自分のわが子を愛おしく思ってくれたら嬉しいです。
そして自分も選んで生まれてきたと思ってくれて、生み育ててくれた両親を愛おしく思ってくれたら……。


そして、子供達には、抱きしめてありがとうって、生まれて来てくれてありがとうって伝えて欲しいなって思うし、
両親には生んで育ててくれてありがとうって伝えて欲しいです。

 

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