習慣形成に出逢って・原田学様
~~~習慣形成に出逢って~~~
習慣が変われば人格が変わり運命も変わる。
私もこれまで良い習慣によって「自分は変えられる」を信じる一人でした。
そんな思いから、会社経営の中で社員さんにもよき習慣を身につけてもらおうと、7つの習慣研修やチームビルディングによいと思われる取り組みは積極的に採用してきました。
しかし社内ではなかなか良い習慣が身についたとか、人生が変わった気がするというような嬉しい報告は聞かれません。
それどころか、「やらされている」の声が増すばかり。
社長として自分の非力を痛感するより、習慣化とはかくも難しいことなのかと頭を悩ませていました。
ナニメンさんに出会ったのはそんなときです。
習慣形成には私が知らない様々な方法やツボがあるのかもしれない。
私自身、早速ナニメンさんから学ぶことにしたのですが、そこで得た気づきは、「脳の使い方」「正しいより楽しい」「私の本性」です。
脳は入力より出力を信じるというので、“プラス言葉を使う”、“笑顔でいる”、“堂々とした動作をとる”をまず実践しました。
そんな出力を意識するだけでも、目の前の状況や心持ちとは関係なく、自己コントロール感が得られます。
また、喜感力づくりの習慣としてはじめた、“通勤の喜び・仕事の楽しさ・家族の幸せ”の記録は、朝・日中・夜、それぞれのシーンで意識的によきことや感謝にアンテナを立てることになりました。
見過ごしていた喜びや楽しさ、幸せを綴っているだけで、それらはなかったわけでなく私が感じてこなかっただけ。記録が積み上っていくと、私にとって好ましいことだらけの毎日であると思い知らされます。
一見するとマイナスのように思えるものもありますが、ほとんどの場合、見方を変えれば必ずそこには開かれた未来やチャンスがあるもので、良し悪しは自らが決めるものだと実感できるようになりました。
私は生涯で日記を書き続ける習慣を得られませんでしたが、この取り組みも1年を過ぎてみると、立派な私のしあわせ日記と言えます。
私にとって「日記をつける」という難題は、別の視点からのアプローチでいとも簡単に習慣化ができることを示してくれています。
最後に、社内の習慣化を妨げていた大きな原因は、私の本性、「正しくありたい、認められたい」にあるようにも思っています。
私の正しさは、相手から文句を言われないため、反対への抗弁に必要だっただけ。
どんなに正しい施策よりも社員さんには楽しい方がいいに決まっています。
楽しいとは、多少の苦労があっても自己コントロール感あること、どんな状況にもそれを各自が判断する自由が委ねられていること。
『仕事の中に楽しさを』
今、新たなテーマを得て、また、習慣の力をより大きく感じて、私たちの未来や会社の成長を心からの楽しみとすることができるようになっています。
NCC株式会社 Good&New仕事企画 原 田 学
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